2010年9月5日日曜日

生田緑地ばら苑 ばら図鑑 ハッピネス



ハピネス (ルージュ・メイアン) 1949年 Francis Meilland U4
Happiness (Rouge Meilland 他に同名2品種あり ) 仏 mr

紹介者 Universal Rose Selection /
                   1954年 The Conard-Pyle Co.

(Rome Glory × Tassin) × [Charles P. Kilham ×
(Charles P. Kilham × Capucine Chambard)]

開くと剣弁高芯咲きになり、花径は12~13㎝、35~40弁の巨大輪。やや黒赤みを帯びた濃紅色で、ビロードがかる光沢は他に類がない。開くにつれて緋紅色になり、ブルーイング(くすんだ藤色の青みに色変わりする)することもある。尖った卵型の蕾で形はよい。微香。

直立性で高くなる。葉は暗緑色で、光沢はなく、枝軸やや青い。花茎はしっかりし、長い。強健。

花付きはよくないが弁質がよいため、切花用として栽培されているが、うどんこ病にかかりやすい欠点をもつ。